こんな感じ
ベースになったのは肘掛けのある椅子の背とウェグナーのCH30の構造体(脚と座)。
ウェグナーの椅子もまた、過去の椅子をベースに作ったんだなということが
いろいろ調べているうちにわかりました。
あぁ、ほんとうのオリジナルなんてないんだな、
でも、いい「まとめかた」とか、「解釈」って
すげー大事ってことが今更ながら、染みました。
よく、考えてます。構造にしても、無駄がない。
材料もギリギリだし。すごいっす。
自分の考えている(デザインしている)椅子はまだまだです。
このディテールは九州の家具屋さんがご所望ということもあって
ある意味、「無名」を意識してます。(…わかりづらい文ですみません)
そういう、カタチをまとめるのもまたデザイナーの仕事って
思っているので、がんばってまとめてみました。
違和感、ないでしょ?
細かいところでかなり微調整しまくりです。
そういう「ひっかかり」を
がんばって
自分に嘘をつかないように取り除いていかないと、
目の肥えた人にズバッと指摘されて
トホホになります。
今度はちゃんと図面どーりに試作してもらって
再度、チェックして、量産してもらいたいです。
ちなみにテーブルもデザインしました。
別にオリジナルってわけでもないんですけど
こういうカタチの天板と脚の「つなぎ」のディテールはたぶんまだないのでは。
その割には、平凡ですが。
天板から脚に「すっ」とつながっていて
自己評価はなかなかです。
これなら欲しいっ。
それにしても最近のCADは
いい仕事してくれて、形状の確認は助かります。
でも、つくんないとわかんないこと
たっくさんあるんです(^^;)
そこをまた、図面に落とし込んで…。
そういうことを繰り返して
がんばっていければ、きっとよいデザイナーになれると
私は信じて、がんばります。
by cubit-papa
| 2008-10-02 22:38
| 家具のポートフォリオ